午前
問題22 大きな集団から無作為に1,000人選びだしたとき、その中の高血圧者数が従う分布はどれか.
問題37 割合の差の検定について正しいのはどれか.2つ選べ.
問題50~52 次の文章を読み50~52の問いに答えよ.
人口2万人のA市において運動習慣の有無と総死亡数との関連に注目し、施策に反映させるために疫学調査を行うこととした.特定健康診査の際に運動習慣に関する聞き取り調査を行った.運動習慣ありを「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」と定義し、その5年間の死亡の有無を確認した.
50. この研究デザインはどれか.
51. 調査を行った年度に特定健康診査を受診した住民は1万人であった.運動習慣の有無と5年間の死亡数について全員を追跡した調査結果を表に示す.
死亡(人) 生存(人)
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運動 あり 200 2,800
なし 600 6,400
運動習慣「なし」に対する運動習慣「あり」の累積死亡率比を求めよ。
ただし小数点以下第2位を四捨五入すること.
52. A市は全国と比較して、住民の平均年齢が高いと推測した.得られた死亡率を解釈する際に、年齢構成を考慮するために間接法による年齢調整を行うこととし、標準化死亡比<SMR>を求めることとした.その際に必要な情報はどれか.
午後
問題23 要因A「あり」の要因A「なし」に対する疾病B「あり」のオッズ比と95%信頼区間を求めた.疾病Bの危険因子として統計学的に有意なのはどれか.なお有意水準は5%と設定する.