保健師

保健師助産師看護師国家試験出題基準 平成30年版

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000158926.html


過去問一覧

午前

問題22 大きな集団から無作為に1,000人選びだしたとき、その中の高血圧者数が従う分布はどれか.

問題37 割合の差の検定について正しいのはどれか.2つ選べ.

問題50~52 次の文章を読み50~52の問いに答えよ.

人口2万人のA市において運動習慣の有無と総死亡数との関連に注目し、施策に反映させるために疫学調査を行うこととした.特定健康診査の際に運動習慣に関する聞き取り調査を行った.運動習慣ありを「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」と定義し、その5年間の死亡の有無を確認した.
50. この研究デザインはどれか.

51. 調査を行った年度に特定健康診査を受診した住民は1万人であった.運動習慣の有無と5年間の死亡数について全員を追跡した調査結果を表に示す.

       死亡(人)  生存(人)

------------------------------------------------------------------------

運動 あり   200    2,800

   なし   600    6,400

運動習慣「なし」に対する運動習慣「あり」の累積死亡率比を求めよ。

ただし小数点以下第2位を四捨五入すること.

52. A市は全国と比較して、住民の平均年齢が高いと推測した.得られた死亡率を解釈する際に、年齢構成を考慮するために間接法による年齢調整を行うこととし、標準化死亡比<SMR>を求めることとした.その際に必要な情報はどれか.


午後

問題23 要因A「あり」の要因A「なし」に対する疾病B「あり」のオッズ比と95%信頼区間を求めた.疾病Bの危険因子として統計学的に有意なのはどれか.なお有意水準は5%と設定する.




保健師第108回 午後問題23 (2022年)

要因A「あり」の要因A「なし」に対する疾病B「あり」のオッズ比と95%信頼区間を求めた.疾病Bの危険因子として統計学的に有意なのはどれか.なお有意水準は5%と設定する.

  1. オッズ比2.0 95%信頼区間(1.5~2.7)
  2. オッズ比2.0 95%信頼区間(0.5~8.0)
  3. オッズ比1.0 95%信頼区間(0.5~2.0)
  4. オッズ比0.5 95%信頼区間(0.1~2.5)
  5. オッズ比0.5 95%信頼区間(0.4~0.6)


[正解] ※厚労省の発表後に更新予定

保健師第108回 午前問題50~52(2022年)


次の文章を読み50~52の問いに答えよ.

人口2万人のA市において運動習慣の有無と総死亡数との関連に注目し、施策に反映させるために疫学調査を行うこととした.特定健康診査の際に運動習慣に関する聞き取り調査を行った.運動習慣ありを「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」と定義し、その5年間の死亡の有無を確認した.


50. この研究デザインはどれか.

  1. 横断研究
  2. 介入研究
  3. コホート研究
  4. 症例対照研究
  5. 生態学的研究

[正解] ※厚労省の発表後に更新予定


51. 調査を行った年度に特定健康診査を受診した住民は1万人であった.運動習慣の有無と5年間の死亡数について全員を追跡した調査結果を表に示す.

       死亡(人)  生存(人)
------------------------------------------------------------------------
運動 あり     200    2,800
   なし   600    6,400

運動習慣「なし」に対する運動習慣「あり」の累積死亡率比を求めよ。
ただし小数点以下第2位を四捨五入すること.

[正解] ※厚労省の発表後に更新予定


52. A市は全国と比較して、住民の平均年齢が高いと推測した.得られた死亡率を解釈する際に、年齢構成を考慮するために間接法による年齢調整を行うこととし、標準化死亡比<SMR>を求めることとした.その際に必要な情報はどれか.

  1. 基準集団の総人口
  2. 観察集団の総死亡数
  3. 基準集団の総死亡数
  4. 基準集団の年齢別人口
  5. 観察集団の年齢別死亡数

[正解] ※厚労省の発表後に更新予定